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2026/10/18 15:45


「結婚式のプロフィールムービーに、どうしても使いたい曲がある!」

「でも、ISUMで検索しても出てこない……。この曲は諦めるしかないの?」

結婚式のオープニングムービーやプロフィールムービーで、お気に入りの楽曲を使いたいと思っても、ISUM(アイサム)に登録されていないケースがあります。

ふたりの思い出の曲だったり、歌詞がぴったりだったり、どうしても譲れない一曲だったり。

そんなとき、すぐに諦める必要はありません!

実は、ISUMへの楽曲登録リクエストや、映像と音楽を別々に流す**「同時再生」**という方法があります。

今回は、ISUMに登録されていない楽曲を結婚式ムービーで使いたい方に向けて、2つの方法と注意点を詳しく解説します。


そもそも、ISUMに登録されていない曲は使えないの?

結婚式ムービーに市販の楽曲を収録する場合、原則として著作権や著作隣接権に関する手続きが必要になりま

す。

ISUMは、ブライダルシーンでの市販楽曲の複製利用について、必要な権利処理を行う仕組みです。


ただし、すべての楽曲がISUMに登録されているわけではありません。

ISUMに登録されていない楽曲は、ISUMを通じた利用申請ができないため、別途必要な許諾を得ない限り、そのままムービーに収録することはできません。

では、どうすればいいのでしょうか?


方法① ISUMに楽曲登録をリクエストする!

実は、ISUMに登録されていない楽曲は、新しく登録してもらえるようリクエストすることができます。

リクエストは新郎新婦ご本人からでも可能で、費用もかかりません。

ISUMが楽曲の権利者に利用の可否を確認し、許諾が得られれば、楽曲データベースに追加される仕組みです。

▶ ISUM公式サイト|楽曲登録リクエストはこちら


注意点|登録には時間がかかります

ただし、リクエストしたからといって、すぐに登録されるわけではありません。

権利者への確認には1ヶ月以上かかる場合があり、さらに時間が必要になるケースもあります。

また、権利者の許諾が得られず、登録されない可能性もあります。

そのため、挙式が間近に迫っている方には、あまり現実的な方法ではありません。

反対に、挙式まで数ヶ月の余裕がある方なら、まずはリクエストしてみる価値があります。

※楽曲が登録された場合でも、実際にムービーへ収録するには、ISUMに対応した事業者を通じて利用申請を行う必要があります。


方法② 映像と音楽を別々に流す「同時再生」

「挙式まで時間がない!」

「登録を待っていられない!」

そんな方に、もうひとつの選択肢としてご紹介したいのが、**「同時再生」**という方法です。

同時再生とは、音楽を収録していない無音のムービーを再生しながら、式場の音響スタッフ(PA)がCD等の音源をムービーとは別で流す方法です。


例えば、プロフィールムービーなら、次のような流れになります。

  1. 音楽を入れずにプロフィールムービーを制作する。

  2. 無音のDVDや動画ファイルを式場に提出する。

  3. 使用したい楽曲の音源を、式場が指定する方法で用意する。

  4. 披露宴当日、映像の再生に合わせて音響スタッフが音楽を流す。


つまり、映像はDVDなどから、音楽は会場の音響設備から、それぞれ独立して再生するという仕組みです。

式場によって呼び方は異なり、「同時再生」「シンクロ再生(同期再生)」「並行再生」などと呼ばれています。

ただし、これらの名称が必ずしも機械的に完全同期する仕組みを意味するわけではありません。

また、無音映像と音源を別々に再生すれば必ず使用できるというものではなく、式場側での権利処理や対応が前提になります。


注意点① 同時再生でも、映像と音楽は微妙にズレる!

ここが最も気をつけたいポイントです。

「同時再生」という名前ではありますが、映像と音楽を別々の機器で再生するため、基本的には多少のタイミングのズレが発生すると考えておきましょう。

例えば、音楽のサビに合わせて写真が切り替わる演出や、曲の最後に合わせて文字が表示される演出。

こうした細かなタイミングを合わせて制作していても、当日の再生では微妙にズレてしまう可能性があります。

特に、音楽の一拍一拍に合わせた演出が多いムービーには、あまり向いていません。


プロからのアドバイス

同時再生を前提に制作するなら、多少タイミングがズレても違和感のない構成がおすすめです。

例えば、写真をゆったり切り替えるプロフィールムービーなら、多少のズレは目立ちにくくなります。

一方、音楽のリズムに合わせて写真や文字が次々に切り替わるオープニングムービーでは、ズレが目立ちやすいため注意しましょう。


注意点② 式場によっては同時再生を断られることも!

同時再生は、音付きのDVDを再生するだけの通常上映とは異なり、映像と音を別々にオペレーションする必要があります。

映像と音楽の開始タイミングを合わせたり、音量を調整したりと、スタッフの負担も増えます。

そのため、式場によっては同時再生そのものに対応していない場合があります。

ムービーを完成させてから「同時再生はできません」と言われてしまうと、せっかくの準備が無駄になりかねません。

必ず制作前に、式場へ対応の可否を確認しましょう。

また、対応可能な場合でも、音源の提出方法や追加料金の有無などは式場によって異なります。


注意点③ 基本は1曲!複数曲の同時再生は難しい

プロフィールムービーでは、幼少期・新郎パート・新婦パートなど、場面ごとに曲を切り替えたいという方も多いと思います。

例えば、3曲をつなげて使用する構成です。

技術的には、複数曲を切り替えながら映像と合わせて再生することも不可能ではありません。

ただし、曲の切り替えまで正確に合わせる必要があるため、音響スタッフのオペレーションはさらに複雑になります。

実務上、複数曲を切り替える同時再生は、対応してもらえないケースが多いと考えておいた方がよいでしょう。

そのため、同時再生を希望する場合は、基本的に1曲で完結するムービーがおすすめです。

なお、複数曲をあらかじめ編集して1つの音源にまとめる方法も考えられますが、その編集には別途権利処理が必要になる場合があります。自己判断で楽曲をつなげるのは避けましょう。


注意点④ ISUMに登録がなくても、著作権の確認は必要!

ここも大切なポイントです。

「音楽をDVDに入れなければ、著作権の手続きは一切不要」というわけではありません。

同時再生では、ムービーへの楽曲の複製を避けられる場合がありますが、会場で音楽を流すことに関する権利処理や、音源の準備方法などは別途確認が必要です。

また、使用する音源をコピー・編集する場合には、別の許諾が必要になる可能性もあります。

楽曲がISUMに登録されていない場合こそ、式場の音響担当者に使用方法を具体的に相談しましょう。


同時再生を希望するなら、式場に何を確認すればいい?

式場に問い合わせる際は、次の内容を確認しておくと安心です。


  • 無音のムービーと音楽の同時再生に対応しているか

  • 使用できる音源の種類や提出方法

  • 複数曲を使用する場合も対応可能か

  • 音楽の権利処理や追加料金について


特に大切なのは、ムービーを制作する前に相談すること。

式場側の対応方法によって、ムービーの構成や編集方法も変わってくるためです。


まとめ|ISUMに登録がなくても、諦める前に確認を!

ISUMに登録されていない楽曲でも、希望の曲を結婚式ムービーで使用できる可能性はあります。

挙式まで時間があるなら、まずはISUMへの楽曲登録リクエストを検討してみましょう。

登録が間に合わない場合には、無音のムービーと音楽を別々に流す**「同時再生」**という選択肢もあります。

ただし、同時再生には、映像と音楽のズレ、式場の対応可否、複数曲の使用制限など、いくつかの注意点があります。

「どうしてもこの曲を使いたい!」という方は、まず式場のプランナーや音響担当者に相談してみてください。


ココロスイッチでは、結婚式のオープニングムービーやプロフィールムービーなど、さまざまなウェディングムービーをご用意しています。

申請手続きやマッチする楽曲選び、タイミング等々のアドバイスも行なっています。

音楽の使い方も含めて、上映方法に不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。


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