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マガジン
2026/10/13 15:44
こんにちは☀️🌰🍁いよいよ本格的なウェディングシーズンに突入しました。
この時期はISUM申請代行のご依頼が増えると同時に、こんなSOSも多くなります。
「Canvaで作ったけど、音楽が書き出せない!ロック解除の方法を教えてください💨」
「式場からセーフティーゾーンをオーバーしていると言われました。映像を縮小してDVDにし直さないといけなくて……😭」
結婚式直前になって、思わぬトラブルに慌ててしまう新郎新婦さまも少なくありません。
プロフィールムービーを手作りするメリット・デメリットは、すでに多くのサイトで紹介されています。
それでも、物価高が続く今の時代。
「少しでも結婚式の費用を節約したい!」
そんな思いから、プロフィールムービーを手作りする方は依然として多い印象です。
でも、ここでひとつ疑問が。
プロフィールムービーの手作りは、本当に節約になっているのでしょうか?
今回は、手作りにかかる実際の費用と、外注した場合の費用を比較しながら、「節約」という本来の目的を達成できているのか、プロの目線で検証してみたいと思います。
まずは手作りの条件を設定
今回は、比較的よくあるプロフィールムービーの制作パターンを想定します。
・映像制作:Canvaを使用して約5分のプロフィールムービーを制作
・テンプレート:有料のCanvaテンプレートを購入
・使用楽曲:市販楽曲(ISUM登録楽曲)を1曲使用し、ISUM申請代行サービスを利用
・音楽編集:CapCutなどの別アプリは使わず、Canvaだけで音入れまで完結。音付きでの書き出しを必須とする
・納品形式:式場指定のDVD形式。DVDドライブを持っていないため、ココナラなどの外部サービスに依頼
・制作期間:式場への提出期限は挙式2週間前。提出後の修正や、ほかの手作りアイテムの制作も考慮し、Canva Proを2ヶ月間利用
この条件で、実際にいくらかかるのか見ていきましょう。
① Canva Proの利用料
今回の制作条件では、Canva上で市販楽曲を使用し、必要な手続きを経て音付きの動画を書き出すために、Canva Proを利用する想定です。
Canva Proには無料トライアルが用意されており、申し込み方法やキャンペーンによって無料期間が異なります。
今回は無料期間を活用し、2ヶ月の制作期間のうち1ヶ月分だけ有料契約するケースで計算します。
Canva Pro:1,180円(税込)
※料金や無料トライアルの適用条件は、契約時点の公式案内をご確認ください。
② Canvaテンプレートの購入費用
Canvaには無料のテンプレートもありますが、結婚式向けにデザインされたプロフィールムービーのテンプレートは、有料で販売されているものも多くあります。
価格はデザインや販売元によってさまざまですが、今回は一般的な価格帯として2,200円を想定します。
テンプレート購入費:2,200円(税込)
③ ISUM申請代行の料金
結婚式で市販楽曲を使用する場合、著作権や著作隣接権の手続きが必要になることがあります。
今回はISUM申請代行サービスを利用し、Canvaでの楽曲ロック解除に必要な書類の取り寄せまで依頼するケースを想定します。
サービスによって料金は異なりますが、1曲あたり5,000円前後を見込んでおきましょう。
ISUM申請代行関連費用:5,000円(税込)
④ DVD化の料金
完成した動画を式場に提出するため、DVDへの書き込みを外部サービスに依頼します。
ディスクの種類や業者によって価格は異なりますが、目安は以下のとおりです。
DVD:1,500円(税込)前後
Blu-ray:2,000円(税込)前後
今回はDVDで計算します。
DVD化の費用:1,500円(税込)
手作りでも、合計約1万円!
ここまでの費用をまとめてみましょう。
・Canva Pro:1,180円
・Canvaテンプレート:2,200円
・ISUM申請代行関連費用:5,000円
・DVD化:1,500円
合計:9,880円(税込)
いかがでしょうか?
自分で作るからといって、無料で完成するわけではありません。
今回の条件では、手作りでも約1万円の費用がかかるという結果になりました。
しかも、これはあくまで予定どおりに完成した場合の金額です。
例えば……
「式場に提出したら修正を指示されて、DVDをもう一度作ることになった」
「最初に買ったテンプレートがイメージと違って、別のものを買い直した」
「安いDVD化サービスを見つけていたのに、納期が間に合わず、結局割高な特急対応を依頼した」
こうした想定外の出費が発生する可能性もあります。
そして、もうひとつ忘れてはいけないのが、自分で制作する時間です。
写真を選び、構成を考え、コメントを入力し、映像を調整する。
仕事をしながら、ほかの結婚式準備も進めながら、何十時間もの作業に取り組むことになります。
つまり、手作りの本当のコストは、
約1万円 + 自分の作業時間
ということになります。
では、外注するといくらかかる?
続いて、プロフィールムービーを専門業者に外注した場合を考えてみましょう。
基本的に、ISUM申請やDVD化にかかる費用は、手作りでも外注でも大きくは変わりません。
大きな違いが生まれるのは、ムービーそのものの制作費用です。
手作りの場合は2,200円のテンプレートを購入して、自分で編集します。
一方、外注の場合は、デザインされたムービーに写真やコメントを反映させる編集作業まで、業者に任せることができます。
つまり、外注の商品代金には、映像のデザインだけでなく、編集を代行してもらう費用も含まれているわけです。
プロフィールムービーの本体価格は業者や商品によって幅がありますが、今回は10,000〜15,000円程度を比較対象にしてみます。
もちろん、もっと安い商品もあれば、数万円するハイクオリティな商品もあります。
今回は15,000円の商品で比較してみましょう。
手作りと外注、本当の差額は?
編集作業に関わる部分だけを抜き出すと、比較はとてもシンプルです。
【手作り】
テンプレート購入費:2,200円
編集作業:自分で行う
【外注】
プロフィールムービー本体:15,000円
編集作業:業者におまかせ
金額の差:12,800円
※ISUM申請・DVD化など、共通して発生する費用は除いています。
つまり、この12,800円の差額で、どれだけの作業を自分で行うかがポイントになります。
仮に、プロフィールムービーを完成させるまでに20時間かかったとしましょう。
自分の時間を1時間500円と考えた場合、
500円 × 20時間 = 10,000円
となります。
これを先ほどの費用に加えてみると……
【手作り】
テンプレート購入費:2,200円
自分の作業時間(20時間):10,000円相当
合計:12,200円相当
【外注】
プロフィールムービー本体:15,000円
自分で行う編集作業:原則不要
合計:15,000円
実質的な差額は、わずか2,800円。
もちろん、外注でも写真選びやコメントの準備などは必要ですし、手作りの時間がそのまま金銭的な支出になるわけではありません。
それでも、20時間という貴重な時間を使って、節約できる金額が数千円程度だとしたら、どうでしょうか。
ちなみに、自分の時間を1時間1,000円と考えれば、20時間で20,000円相当。
この場合は、外注した方が時間を含めたトータルコストを抑えられる計算になります。
手作りが悪いわけではありません
もちろん、手作りには手作りの良さがあります。
自分たちで細部までこだわったり、制作する過程そのものを楽しんだり。
完成したときの達成感も、手作りならではの魅力です。
だからこそ、「作ること自体が楽しい」「自分で自由にアレンジしたい」という方には、手作りも素敵な選択肢だと思います。
ただし、手作りを選ぶ一番の理由が「節約」なのであれば、少し話は変わってきます。
想像以上に費用がかかり、慣れない編集に時間を取られ、結婚式直前には修正やDVD化のトラブルに追われてしまう。
せっかく節約するつもりだったのに、時間も手間もかかってしまった……。
結果的には手作りしたことにより不測の事態(2回のDVD化やテンプレートの買い直し)も起きて、肝心な費用面も多くかかってしまった。
そんな結果になってしまうのは、少しもったいないですよね。
まとめ|節約したいなら、時間も含めて考えよう
プロフィールムービーを手作りするか、外注するか。
大切なのは、目の前の金額だけで判断しないことだと思います。
手作りには、テンプレート代以外にもISUM申請やDVD化などの費用がかかります。
さらに、制作にかかる時間や、万が一のトラブルへの対応も自分たちで行う必要があります。
一方、外注であれば、編集作業をプロに任せ、その時間をほかの結婚式準備や、ふたりで過ごす時間に充てることができます。
「自分で作ることを楽しみたい」のか。
「できるだけ費用と負担を抑えたい」のか。
目的が違えば、ベストな選択も変わります。
さて、あなたならどちらを選びますか?
