もう限界…卒花が結婚式5日前にプロフィールムービーの手作りを諦めた決定的瞬間 | オープニング&プロフィールムービーの制作|結婚式動画専門業者ココロスイッチ

マガジン

2023/06/03 12:52



最近はCanvaやPowerPointのテンプレートを使用してプロフィールムービーやオープニングムービーを手作りする方も増えています。


ISUM申請代行の依頼数の推移からすると、手作り急増という感じではありませんが、徐々に増えている傾向がうかがえます。


この記事の読者の方は、手作りしようか業者かフリークリエイターに頼もうか、迷っている方が多いのではないでしょうか。


単刀直入になりますが、今記事を読んでいる方が、仕事や趣味で常日頃から映像編集をやっているような人でなければ、手作りは諦めてください。

費用面の問題があるならば、ココナラ等のスキルマッチングでフリークリエーターに依頼する方が安くウェディングムービーを制作できます。


「そう言われても…PC操作苦手じゃ無いし時間もあるし、やってみたいな〜」と思う方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。ムービーが完成していても挫折する瞬間があります。



結婚式用ムービーの手作りを諦めた決定的瞬間




当店は、毎月必ず1、2名のムービーを手作りしたけど挫折したという方から駆け込み相談をいただきます。

往々にしてそういった駆け込みのお客様は、悲壮感と切迫感で「どうにか助けてください(泣)」という崖っぷち状態で、当店としてもなんとかできるお手伝いを一緒になって真剣に考えています。


こういったケースの場合、挙式まで日数がないケースがほとんどですので、状況を伺って、残された時間で当店が何をお手伝いできるかをお客様と相談しています。


状況を伺うと、諦めたきっかけは以下の5つになります。

また、5つをムービー編集が【未完成】完成】仕上げ問題】3つの属性に分けます。


【ムービー未完成】

(1)他の制作物も山積みで、ムービー作成は早々に諦めた

(2)やってみたら時間がかかりすぎて、もうタイムアップが近い


【ムービー完成】

(3)作ってみたけど、やっぱり手作りの安っぽさが際立って上映したいと思えなくなった


【仕上げ問題】

(4)ディスクの作成が何度やってもうまくいかない

(5)市販曲を使う場合ISUM申請が必要な事を知らなかった



問題をどう解消する?

5つのケースで当店がお手伝いできるご提案は以下です。

【1のサポート】

費用の兼ね合いがある場合は、ご自身での手作りを検討してもらいつつ、ディスク作成やISUM代行申請といった部分的なお手伝いを提案し、少しでも時間短縮できるご提案をします。


【2のサポート】

式場への提出期限までまだ時間がある場合には、当店商品で再作成。1週間を切っているなど、制作期間が極めて短い場合には残念ながらサポートができません。


【3のサポート】

当店商品でムービー制作を承ります。


【4のサポート】

完成した動画ファイルをお送りいただき、ディスク作成のサポートを行います。


【5のサポート】

ISUM申請代行のサポートを行います。




ここを気をつけよう!

ここで改めて、こうなるなら初めから手作りやらなきゃ良かったとならないように注意喚起です。


映像に限らずギャップが起きる

最初に(3)の作ってみたけど、やってみたら思った以上に安っぽくなったという問題についてですが、これには2つのギャップが影響しています。


1つめのギャップは、結婚式が間近に迫れば迫るほどありとあらゆるアイテムが完成に近づいてきて、そうなって初めてムービーだけなんだか素人感丸出しの完成度であることに気づきます。

ペーパーアイテムや受付周り、会場の装花等々との統一感や質にギャップがあることが気になってきます。

特に見た目を気にする方になればなるほど、このギャップはストレスになってきます。


====余談====

少し余談をはさませていただきます。

ムービーの見た目(デザイン、色、フォント、余白の使い方など)はセンスが良いに越したことはありませんが、本質的なことをいうと、プロフィールムービーであればメッセージの巧みさ、文章力も結構重要です。

余談ですので、具体的には別の記事で紹介できればと思いますが、当店でも数多くのプロフィールムービーを作っていますが、やはり文章力のある方のプロフィールムービーはとっても面白く見応えのある生い立ちビデオに仕上がります。

これは見た目やデザインの問題ではなく、写真とユーモアのある文章力次第です。

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2つめのギャップは、テンプレートのサンプル映像とのギャップです。

例えばCanvaやパワポのテンプレは、テンプレを作っている人がグラフィックやムービー制作に慣れたプロクリエイターが作ったものですので、ダミーで入れてある写真もそれなりに整った写真が入れて、ぱっと見はおしゃれに見えるようになっています。


これはありとあらゆる広告と一緒で、商品をアピールするのにあえてダサく見せるひとはまずいないので、テンプレートのサンプル映像より、ご自身が手作りした映像は必ず質が落ちる事を理解しておいてください。


繰り返します。サンプル映像より質が落ちることがあっても、サンプル映像を超えることは絶対にありえません。


どのぐらい見た目の質が落ちるかは数字で表現しにくいところですが、3〜4割減ぐらいにはなると思います。

そういった質の落ちた映像を自分たちの華やかな結婚式で式場スクリーンに上映したいかどうか、難しいとは思いますが、テンプレートを買う前に当日のパーティーを想像して考えてみてください。


初めから作り直しの日数も加味する

(1)(2)の時間的な問題については、ムービーに限らず手作りするものはできるだけ早く動き出して、きちんと計画通り進めるように徹底管理してください!という注意喚起になります。

手作りするものについては、最悪作り直すか注文し直せるように挙式1ヶ月前(理想は1.5ヶ月前)には完成できるようにスケジューリングするのがおすすめです。


この部分を読んで「無理無理、仕事もある、他にも作るものあるし、1ヶ月前完成なんて絶対無理。ブログだからオーバーに書いてるんでしょ」と思っている方、そういう方が一番危険です。


ここは粘らない!プロに投げる!

(4)(5)の仕上げ問題については、ムービー自体は完成していますので、追加出費こそありますが、ディスク作成やISUM代行申請できるショップに頼めばフィニッシュです!


しいて注意喚起するとすれば、ディスク作成は専門的な編集作業になりますので、うまく作成できないからといってあまり粘らな方がいいかなと思います。

もしご自身のPCでうまく再生したとしても、会場ではうまく再生しないということもありますので、できるだけ専門の業者やクリエイターに頼む方が安全です。

特にこういった、ワンポイントの編集サポートはスキルマッチング等でさっさとオーファーするのがおすすめです。


ISUM申請も同様に、これは個人ではできませんので申請代行会社(ISUM加盟店)を探して依頼する以外の方法はありません。




おまけ

最後に極めつけの緊急事態を2つご紹介します。


これも実際に当店で受けた背筋が凍るトラブル事例です。


【ムービーを作ってもらったが質、対応ともに不満】

その方は手作りではなく、他のフリークリエイターにムービー作成を依頼しましたが、出来上がったムービーの質が悪く、修正等の相談をするも雑な修正が続き、最後は音信不通になってしまったそうです。

スキルマッチング等は直接電話等のやりとりも禁止されていたりするので、連絡の取りようもないですし、マッチングサービスの運営会社に問い合わせたところでクリエイターが逃げてしまえばサービス運営会社でももうどうにもなりません。

結果的には、当店のプロフィールムービー商品で再作成の対応をさせていただきました。


【友人がサプライズ映像を作ってきた、ISUM申請を知らず大慌て】

これは新郎様のご友人がスターウォーズのテーマソングで余興映像を作成されて、中身はサプライズなので新郎ご自身も見れないものの、挙式3日前に会場に上映物追加をお知らせしたら、その映像のISUM申請がされているかを尋ねられたという出来事です。

実際、ご友人はISUM申請が必要ということは知らないのが普通ですので、あわてて新郎様が曲名を確認し、当店に駆け込んでいらっしゃいましたが、残念なことにスターウォーズのテーマソングはISUMに登録が無い曲だったため、当店からご提案した内容は会場でCDを流し、映像は無音で流す(シンクロ再生と言ったりします)方法をご提案して、なんとか式場側にも受け入れてもらったという出来事でした。


実はこの友人余興のISUM申請トラブルは結構多いです。

ご友人は良かれと思ってメッセージビデオやエンタメ映像を作成されるので、止めようがありませんし、事前に把握するのも難しかったりするのですが、ISUM登録の無い楽曲を利用されるケースも結構多いので、ご友人が何か映像を作っているとう情報をキャッチしたら、映像内容には関知せず、BGMのことだけはあらかじめご友人にISUM申請が必要な旨お伝えされる方が良いと思います。



結婚式にまつわるムービーの手作りは苦労が多く、挫折する方も多いようですが、計画的に制作し、できないところはいつでも投げられるように、あらかじめ逃げ道を用意しておくと安心です!


ムービー制作の担当になると「できない、もう無理」とはなかなか言い出しにくいので、担当になったら「もしできないってなれば、このショップに投げられるよに1ヶ月前には切り上げるよ」と先に伝えておけばお互い支え合って準備も頑張れます。



当店でもサポートサービスがありますので、ぜひご利用ください。