
入場が盛り上がる人気のオープニングムービー、あなたは やる?やらない?
披露宴の入場演出で大人気のオープニングムービーですが、そもそも上映した方がいいのか、しなくてもいいのか?
また、上映するとしたらドローンを使ったようなロケーション映像タイプのオープニングが良いのか、写真中心に作成するオープニングが良いのか?という点も悩まれる方が多いと思います。
披露宴ではオープニングをはじめ、プロフィールムービーやエンディング、レタームービーといった、進行に応じて様々なムービー演出があり、予算面はもちろんのこと、もし手作りで準備するとなったら準備が間に合うのかといった心配もあります。
実際当店のお問い合わせでも、どのムービーをプロに任せて、どのムービーは自分たちで作る方が良いのか、また上映するとしたら何を優先した方が良いのか?といったご相談がたくさん寄せられます。
今回はエンディングムービーを抜いて、今花嫁の憧れムービー演出No. 1のオープニングムービーについて、プロ目線で解説していきます!
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オープニングムービーを上映するなら写真タイプで十分!
最初にオープニングムービーを上映する方が良いか、しなくても良いか?というご相談の回答ですが、上映するなら写真で作成するオープニングムービーがベストな選択 だと思います。
その理由は「写真のオープニングムービーの方がメッセージ性があって盛り上がるから」という単純なものではありません。
実は披露宴の開演からお開きまでに、お二人が何本ムービー演出を上映するかによって、その答えは変わってきます。
2024年にはエンディングを抜いてオープニング演出をする方が上回りました。それだけ今はオープニングムービーの方が人気です。
コロナが流行する前までは大人気だった撮って出しエンディングムービーはゲストに飽きられ、料金的にも割高感があるため花嫁からの支持も薄れつつある今、花嫁憧れのムービー演出は間違いなく「オープニングムービー」です。
どういう内容であれ、オープニングムービーが流れる披露宴はゲストに新鮮さやワクワク感を演出できるのは間違いないですが、もしレタームービーやサプライズムービー、エンディングムービー等の上映も検討している方は、あえてオープニングを流す必要はないかなと思います。
披露宴の時間は2時間半が一般的ですが、もし5分程度の映像を4本流すとなるとそれだけで20分です。
4本の内1本でも5分をゆうに超えるムービーがあると、貴重な2時間半の内、30分近くをムービーが占めることになります。
(ちなみに手作りのプロフィールムービーやレタームービー、サプライズムービーは尺が長くなりがちです><)
実は、先ほどの回答「上映するなら写真で作成するオープニングがベスト」は後半の一部で前半を含めると「オープニングを含めて上映するムービーがあと1、2本なら、写真で作成するオープニングムービーがベスト」が伝えたかった全文回答になります。
披露宴で上映するムービーは3本以内が理想
当店はムービー演出を販売するショップですので、本音は4本でも5本でもと言いたいところですが、先ほど述べた通りムービー演出は流せば流すほど時間がかかります。
当店ではこれまでに何百件、何千件の結婚式撮影に立ち会ってきましたが、映像上映が多すぎるのは避けた方がいいです。
ゲストは映像を見に来たわけではなく、主役の新郎新婦に会いにきていますので、映像上映で時間が過ぎ去っていくのはあまり良いものとはいえません。
理想的なのはプロフィールムービーとプラス1本か2本、合計3本以内というところです。
もしエンディングに撮って出しのエンディングムービーを上映する場合は、エンディングが高額なこともあるため、オープニングはリーズナブルな写真オープニングにするのがベストな選択だと思います。
前撮りロケーション映像のオープニングと写真オープニングどっちがいい?
前撮りフォトと同じ日、同じロケーションで撮影するロケーション映像タイプのオープニングムービーですが、ドローン等のオプションを入れたりすると一層オシャレで素敵ですね。
ただ、以下の難点もあります。
(1)価格の問題
前撮りロケーション映像のオープニングは料金が高い。
(2)写真の質(撮れ高、枚数)が落ちる問題
十分な撮影時間を確保できるなら話は別だが、写真と映像を短時間で同じ日にロケするぐらいなら、写真だけに集中して写真の質を上げてもらう方が良い。
(3)ただ綺麗なだけの映像問題
冒頭に「Welcome」、オーラスで「Party Start!」とだけテロップが入り、本編中は綺麗でダイナミックなロケーション映像が、ただただ連続するムービー編集では、何のメッセージ性もおもてなし感も伝わりません。
ゲスト側の視点では、ただ綺麗でラブリーな観光映像を見せられたかのような印象を抱いてします。
これらを総合的に考えると、価格の問題はさておき、十分中身のあるムービーでなければ、わざわざ写真の撮れ高を落としてまで取り組むほどのムービー演出ではないかなと思います。
前撮り写真オープニングを手作りするか?プロに依頼するか?
結婚式といえば「手作り」という風潮が年々高くなってきていますが、仕事や他の準備と並行してムービーの手作りができるのでしたら、ムービー関連も手作りいただいて良いと思います。
オープニングムービーを手作りする場合の注意点としては、とにかく見た目(デザイン)的なところと、映像としての完成度は、プロフィールムービー等よりも質の良いものを作成されることをおすすめます。
披露宴の一番最初に上映する映像ですので、とにかく手作り感や安っぽさがもろに出てしまうようなムービーは避けましょう。
デザイン、映像としての動きの精度、音楽選び、これら全てでこれから始まる披露宴の雰囲気が決まると言っても過言ではありません。
プロに依頼する時の注意点
オープニングをプロの外注業者やフリーランスに頼む場合、一番に注意することは「前撮り写真の納期」です。
以下のようなお問い合わせが本当に多いです。
「オープニングを依頼したいのですが、まだ前撮り写真が手元にありません。写真の納品は挙式の1ヶ月前です!ムービー制作間に合いますか?」
お問い合わせの回答としては「持ち込み映像の式場提出日次第で間に合います」となりますが、こちらの記事を読んでくださった方にお伝えしたいのは「前撮り写真を使ったオープニングムービーを作成したい方は、前撮り写真をできるだけ早く仕上げてもらう」ということです。
(状況によりますが、挙式日が迫っている場合、前撮り写真の納期繰り上げの料金と、ムービーの制作納期を繰り上げる料金を比較して判断いただくケースもあります)
理想は、挙式の2ヶ月前に前撮り写真がお手元にあると良いです。その方がムービー制作に限らず、ウェルカムボード等様々なアイテムに活用できて良いと思います。
前撮りはサクラ、紅葉、快晴のビーチといったように季節感や天候にも左右されたりするので、とにかく早め早めに予約や撮影実行されることを強くおすすめします。
最後にエンディング演出との予算振り分けを悩む方へ
この記事を読んでいる方で、エンディングムービーを上映するかオープニングにするかを、もし悩む方がいらっしゃれば、当店としてはオープニング上映を強くおすすめします。
(両方上映したい方で、エンディングが撮って出しならオープニングは写真タイプで予算を抑えましょう)
理由は、披露宴のお開き前には新婦の手紙朗読(レタームービー上映や司会代読の場合もある)や、記念品贈呈、そして新郎や両家の謝辞もあります。
エンディングムービーが流行る前の時代でも、十分フィナーレを盛り上げる要素、演出が用意されていました。
そこに上乗せしてエンディングムービーの演出が用意されている状況ですので、私なりの言い方をすれば披露宴の終盤は演出の大渋滞です。
終盤のピークは新郎新婦のお人柄や司会の進行手腕にもよりますが、花嫁のお手紙やご両親への記念品贈呈、新郎謝辞のいずれかが感動のピークポイントになります。
締めの締めでエンディングを上映しなくても、十分に感動的なフィナーレを迎えます。
エンディングムービー自体は良い演出だとは思いますが、中盤で上映するプロフィールムービーとのバランスも加味して検討いただくと良いと思います。
解説は以上です。
オープニングムービー制作で質問やご相談がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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